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ニキビが化膿したら自分でつぶしていい?対処法と予防法を解説!

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ニキビが化膿したら自分でつぶしていい?対処法と予防法を解説!

ニキビが白く化膿してくると、痛いし邪魔になるためにつぶしたくなってきますよね。
しかし一般的には、ニキビをつぶすのは肌環境の悪化を招くため避けるべき、とも言われています。
今回はニキビが化膿したときの適切な対処法について、つぶすことのリスクと一緒に解説していきます。

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本記事の監修薬剤師

監修薬剤師 植田昌男

氏名:植田 昌男
経歴:近畿大学薬学部薬学科卒業 薬剤師免許取得(平成7年)
社歴:平成19年6月 入社


改めて学んでみよう、ニキビのこと

医学的には「ざ瘡(ざそう)」と呼ばれる皮膚疾患であるニキビは、毛穴に入り込んだアクネ菌が、詰まっていた皮脂や古い角質をエサに繁殖することで起こります。

額や鼻・あごの他、背中や胸など皮脂分泌が多いところにできやすく、炎症の起こり方によって、ニキビは大きく以下5種類に分けられます。

  • 白ニキビ
    閉鎖面皰(へいさめんぽう)とも呼ばれ、詰まった皮脂や老廃物が盛り上がったもの。

  • 黒ニキビ
    解放面皰(かいほうめんぽう)とも呼ばれ、皮膚の内側にあるメラニンが出てくることで、先端が黒くなったように見えるもの。

  • 黄ニキビ
    膿疱性面皰(のうほうせいめんぽう)とも呼ばれ、化膿し黄色い膿が毛穴に溜まったもの。

  • 赤ニキビ
    炎症性面皰(えんしょうせいめんぽう)とも呼ばれ、毛穴に詰まっていた皮脂(白ニキビ)が悪化し炎症を起こしたもの。

  • 紫ニキビ
    赤ニキビによる炎症が長い間続いたことで、毛穴が色素沈着や内出血を起こしたもの。

    ニキビができるまでにどんな変化が起こるのか

    ニキビは主に以下のいずれか1つ、または複数が絡むことで発生すると考えられています。

    • 思春期のホルモンバランスの変化による、一時的な皮脂の過剰分泌
    • 睡眠不足やストレスによる、ホルモンバランスの乱れからくる皮脂の過剰分泌
    • 剃刀や洗顔料、下着、衣服などによる皮膚への過剰な刺激
    • 化粧品や洗い流せなかった汗、石鹸類による毛穴への汚れのこり
    • 皮膚の乾燥によるバリア機能の低下から起こる、皮脂の過剰分泌

    上記のような原因から、皮脂や汚れによって毛穴がふさがれてしまうと、出口がなくなった毛穴には古い角質や皮脂がどんどん溜まっていきます。
    これが白ニキビです。

    ここに、ニキビの原因菌であるアクネ菌が入り込むと、皮脂や角質をエサに炎症を起こして悪化し、赤ニキビや黄ニキビに進行していくのです。


    ニキビが化膿するのはどうして?

    ニキビが化膿し黄ニキビになっているのは、ニキビの炎症が進行し悪化している証拠です。

    初期段階の白ニキビでは、毛穴には皮脂のみが詰まって溜まった状態ですが、そこにアクネ菌が入り込んで増殖すると炎症が起こり、赤ニキビになります。

    すると、体は毛穴で起こっている炎症を食い止めようと白血球を派遣し、増殖したアクネ菌や皮膚表面のブドウ球菌を退治し始めます。

    黄ニキビの化膿は、ニキビ原因菌と戦って死滅した白血球の残骸である膿が溜まった状態なのです。


    化膿したニキビはつぶしていい?

    膿んだ状態のニキビをつぶすこと自体は、皮膚科の病院でも行われている治療法ですが、これは専用の器具を使った治療方法です。
    患者が自分で黄ニキビを圧縮したり、つぶしたりする行為は、以下のようなトラブルが起こる可能性が高いのでおすすめできません。

    • クレーターとなり、肌に痕がのこってしまう
    • 色素沈着を起こし、傷跡のように見えるようになる
    • 赤くなる、または硬くなったりして、ニキビが余計に悪化してしまう

    化膿したニキビを痕がのこらないようにケアするには、できるだけ触らずつぶさないように注意し、以下の方法でケアするようにしましょう。

    黄ニキビで痕をのこさないために効果的なケア方法

    • 色素沈着を防ぐ効果のあるビタミンC誘導体配合の化粧水でコットンパックする
    • Lシステインやトラネキサム酸など、炎症や色素沈着を防ぐサプリメントを飲む
    • 敏感肌用のスキンケアアイテム、コスメを使うようにする
    • 皮膚科の病院に行って、症状に合った塗り薬などを処方してもらう


  • もうニキビを作りたくない!予防法を紹介

    ここからは、ニキビを発生・悪化させないための予防のポイントをご紹介します。
    すぐに実践できる内容ばかりですので、日々の生活に少しずつ取り入れていきましょう。

    毎日のスキンケアは丁寧に!

    1日2回、よく泡立てた洗顔料でやさしく顔を洗ってぬるま湯ですすぎ、敏感肌用の化粧水や乳液などを使って、毎日丁寧に肌をケアしてください。
    ただし、スクラブ入りの洗顔料や強すぎる洗顔による摩擦は皮膚を乾燥させ、ニキビを悪化させる可能性が高いので注意しましょう。

    しっかり寝て休んで、体と心の回復を!

    睡眠不足や疲労・ストレスは、ニキビを悪化させる一因です。
    肌を回復・代謝させる成長ホルモンがしっかり分泌されるよう、毎日規則正しく、夜間に8時間程度の睡眠をとって心身を休めてくださいね。

    空気の乾燥を防ぐ!

    部屋の空気の乾燥は、皮膚の乾燥とバリア機能の低下を招き、ニキビを悪化させます。
    加湿器などをうまく使って、部屋の空気と皮膚が乾燥しないように心がけましょう。

    皮膚に刺激を与えず、汚れのこしも避ける!

    下着や体・顔を洗う時の摩擦や、かみそりや衣類などによる刺激、また汗や石鹸類の洗い残しによる肌汚れも、ニキビの発生・悪化の原因となります。

    体や顔を洗うときはとにかくやさしくを心がけ、衣服は化学繊維ではなく綿素材のものを選ぶなど、肌に刺激や汚れを与えない努力をしましょう。

    栄養バランスのとれた食生活を心がける!

    過度なダイエットや忙しさから、食事を抜いたり同じものばかり食べると、栄養バランスが偏り、肌環境を健全に保つことができなくなってしまいます。

    肌、そして全身の健康のためにも食事は1日3回規則正しく、ニキビ改善に効果的なビタミンも含め、栄養バランスのとれた内容になるよう気を付けてください。

    ニキビが化膿しても、自分でつぶしちゃダメ!

    ニキビが化膿して黄色くなっているのは、毛穴の炎症が悪化している証拠です。傷が膿んでいるのと同じような状態なので、無理に膿を押し出してつぶすとニキビがキズや痕になり、のこってしまう原因となります。
    化膿したニキビを痕をのこさずに治すには、敏感肌用の化粧品で丁寧にケアし、皮膚科の医師に治療薬を処方してもらうのが効果的です。あわせて普段から肌によい食事と生活の習慣を実践し、予防も心掛けてくださいね。

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