和漢コラム便秘の解消にCOLUMN

便秘の原因は水分不足や偏った食事だけじゃない!?

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便秘の原因は水分不足や偏った食事だけじゃない!?

「便秘の原因」といえば、きっと多くの方は「水分不足」や「食物繊維の不足」を思い浮かべることでしょう。しかし、原因はそれだけではありません。便秘に至るメカニズムを知り、自分に合った対策につなげていきましょう。

便秘の原因は?

そもそも便秘とは、「3日以上排便がない、あるいは毎日排便があっても残便感が続いている状態」と一般的に定義されています。特に女性に多い症状といわれていますが、この便秘になる主な原因としては、下記のことが挙げられます。

食物繊維の不足

食物繊維は腸内で水分を吸収してカサが増え、腸壁を刺激して便意を促すとともに、便をやわらかく排便しやすい状態にする効果があるとされます。そのため食物繊維が不足すると、腸内で便が留まりやすくなったり硬くなったりして、排便を阻害する恐れがあります。

水分の不足

水分の摂取量が不足すると、体の代謝機能が低下するために腸の動きが鈍くなります。すると食事で摂取した栄養素が吸収されにくくなるだけでなく、便を押し出す効果も低下するために、便が腸に長く留まってしまい、腸が便から必要以上に水分を吸収してしまうことで便が硬くなり、排便されにくい状態に。

運動不足

女性は男性と比べて筋肉量が少ないですが、特に腹筋が弱いと便を押し出す力が弱くなり、便秘に陥りやすくなります。

ストレス

実は腸の動きは、自律神経によって支配されています。そもそも腸は、胃に食べ物が入ったタイミングで出た指令によって、蠕動運動を開始します。そして便が直腸に到達すると、今度が大脳に送られた指令を受けて便意を催す、という仕組みになっています。

しかし過度のストレスにさらされていると、この自律神経の機能が阻害されたことで、腸の蠕動運動が起こらず便秘になることがあるのです。

冷え

あまり知られていませんが、冷えも便秘の原因の一つ。冷えによる血行不良は、手足だけでなく内臓の血流低下にもつながるので、その結果小腸や大腸の動きが低下し、便秘に至ります。また腸の温度低下に伴い、善玉菌の活動が低下し、悪玉菌優位の腸内環境になることも便秘の誘因と考えられています。

ダイエット

ダイエットのために食事量を減らすと、食物繊維や水分の摂取量も必然的に低下します。よって腸の蠕動運動も低下し、便が硬くなって排便されにくくなる場合があります。

薬が原因で便秘になることがある!?

日常的に服用している薬が原因で、便秘を引き起こす可能性があることをご存知でしたか?具体的には以下の薬が挙げられます。

刺激系の下剤

慢性的な便秘の人は要注意なのが、刺激性の下剤。毎日使っていると徐々に効果が感じられなくなり、効かないから服用量を増やす→徐々に効かなくなる→さらに強い薬に移行する、というルートを辿りがちです。すると自身で排便する力が弱くなってしまい、薬ナシでは便秘から抜け出せない体になってしまう可能性が…。

麻酔系の鎮痛薬や咳止め薬

モルヒネなどの麻薬系の鎮痛薬や、コデインリン酸塩水和物などの咳止め薬は、副作用として腸の蠕動運動を低下させる恐れがあります。

制酸薬や鉄剤、収れん薬

皮膚や粘膜のタンパクと結合し、保護膜をつくる作用がある一方、腸粘膜への刺激が弱まることで、蠕動運動が鈍くなることがあります。

抗うつ薬、抗パーキンソン薬、抗ヒスタミン薬、抗コリン薬、抗不整脈薬

消化管の緊張を低下させる作用があるため、機能が鈍り、排便されにくくなることがあります。

病気が原因で便秘になることも

一般的な便秘は、冒頭でお伝えしたような身近な原因によって起こるものがほとんどです。しかし中には、病気が原因で起こる便秘も存在します。

代表的なものとしては、大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病などの大腸の疾患、またそれに伴う手術後の癒着が挙げられます。これらの原因があると、便が大腸内をスムーズに移動できないために、便秘が起こるようになります。出血や腹痛、嘔吐などほかの症状も伴うことが多いので、不安に思ったらすぐに専門医の診察で検査を受けてください。

そして「過敏性腸症候群」も、近年増加傾向にある便秘の主要因の一つ。過敏性腸症候群とは、ストレスや自律神経の乱れなどに伴い、腸が刺激に敏感な状態になったことで便通異常をきたす病気です。便秘型や下痢型、便秘と下痢を交互に繰り返す混合型など、タイプによって排便症状は異なります。

そのほかには、糖尿病などに伴う神経障害、直腸の一部が腟に入り込んでしまう直腸瘤、腸の蠕動運動を弱くさせる甲状腺機能低下症も、よく見られる原疾患です。

便秘の原因に合った対策を!

ご紹介してきたように便秘の原因はさまざまで、水分や食物繊維をたくさん摂ったからといって、必ずしも便秘が解消されるわけではありません。自分の便秘の原因に即した対策を講じることが重要です。ストレスや冷えなどからくる便秘に、体の内側から働きかける漢方薬も有効なので、慢性的な便秘でお悩みの方はぜひ試してみてくださいね。

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