- 鎮痛作用を示す生薬が9種類、鎮痙作用を示す生薬が5種類、抗炎症作用を示す生薬を8種類配合した植物性生薬製剤です。
- 痛みの種類は人によって千差万別。腰痛、関節炎、神経痛などの痛みに効果があります。
- 効能・効果
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神経痛、リウマチ、関節炎、筋肉痛、腰痛、背痛、五十肩
- 成分・分量
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1袋(成人1日量)中に次の生薬を20.0g含有しています。
カンゾウ1.0g、ソウジュツ1.0g、ケイヒ1.2g、マオウ2.0g、ショウキョウ1.0g、タイソウ1.0g、キョウニン1.0g、ボウイ1.6g、ボウフウ1.0g、シャクヤク1.6g、カッコン2.0g、ブクリョウ1.2g、ボタンピ1.2g、トウニン1.0g、ダイオウ1.0g、ヨクイニン1.2g。 - 用法・用量
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食前 : 食事の30分~1時間前の空腹時を指します。
食間 : 食後2~3時間後の空腹時を指します。年齢 1回量 1日服用回数 成人 通常1日1袋を3回・熱湯約100ml中にて振り出し、食前又は食間に温服してください。 3回 通常1日1袋に水約500mlを加え約1/2量に煎じ詰め、食前又は食間の3回に分けて温服してください。 小児 成人の約1/2量宛服用してください。 - ※ 用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を厳守してください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- ※ 用法・用量に関連する注意
- してはいけないこと
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(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。 - 相談すること
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- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
- 胃腸の弱い人、胃腸が弱く下痢しやすい人
- 発汗傾向の著しい人
- 高齢者
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の症状のある人
- ・むくみ、食欲不振、吐き気・嘔吐、軟便、下痢、排尿困難
- 次の診断を受けた人
- ・甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、腎臓病
- 次の医薬品を服用している人
- ・瀉下薬(下剤)
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 消化器 食欲不振、胃部不快感、吐き気・嘔吐、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛 精神神経系 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮 泌尿器 排尿障害 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 症状 偽アルドステロン症、
ミオパチー手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 - 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- ・軟便、下痢
- 1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 保管および取扱上の注意
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- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
- 箱の「開封年月日」記入欄に、チャック付袋を開封した日付を記入してください。
- 一度開封した後は、品質保持の点からなるべく早く服用してください。
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
- 煎じ方のポイント
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(生薬が袋の中に入っています。袋のまま使用します。)
- 煎出容器
煎じる容器はドビン、セトモノ、耐熱ガラス製、アルマイト製、ステンレス製のものを使用してください。
ただし、鉄製の容器を使うと化学反応を起こし、薬効を減少させることがありますので使用しないでください。 - 煎出法
- 煎剤の作り方
容器に約500mlの水と1袋を入れて火にかけ、とろ火で沸騰させます。沸騰したら蓋を取り、吹きこぼれないように弱火に調節して30~40分間煎じ、約1/2量に煮詰めてください。
できた薬液から袋を取り出したものが1日分です。その薬液を3回に分けて服用してください。●注意
煎剤は、1日分(1袋)ずつを煎じてください。煎じた薬液は変質しやすいので冷蔵庫に保存し、煎じたその日のうちに服用してしまうのが原則です。そして服用時には、1回に服用する分だけを温め直してから服用してください。
- 浸剤(振り出し剤)の作り方
1日に同じ1袋を用いて3回下記の方法で作ります。
1袋を容器に入れ、熱湯約100mlを注いでかき混ぜながら5分間ほど浸してください。
できた薬液から袋を取り出し、その薬液を1回分として服用してください。●注意
浸剤(振り出し剤)は、1回分ずつ作ってください。2~3回分をまとめて一度に作らないでください。
一度使用した袋は中身の生薬が変質しやすいので、冷蔵庫に保存してください。
- 煎剤の作り方
- 煎出容器