和漢コラムニキビの治し方COLUMN

しつこいエラニキビもコレで改善!男を上げるスキンケア

  • Twitter
  • facebook
  • LINE

エラニキビが治り、胸を張る男性20代~30代の男性の間で、エラや顎(あご)にできるニキビに悩まされているという話を耳にします。この年代でエラや顎にニキビができるメカニズムは、10代のころのニキビとは少し違います。

まずは男性ならではのエラニキビの原因を探りつつ、自分に当てはまる部分がないかチェックしてみましょう。

さらに、男性が知っているようで知らなかった、ニキビを防ぐ正しいスキンケア方法もご紹介。スキンケアと生活面からのダブルアプローチでしつこいエラニキビを改善し、男を上げていきましょう!

男のエラニキビの原因

エラや顎といったフェイスラインは横から見たとき意外に目立ち、密かにチェックしている女性も多いパーツです。ここに目立つニキビがあると、顔全体の印象まで下がってしまいますよね。なぜこんなところにニキビができてしまうのでしょうか?

男性ならではの肌への刺激がニキビの一因

ひげを剃る白人男性両サイドのフェイスラインであるエラは、髪型によっては髪の毛が触れやすかったり、頬杖をつくなど手で触れることで、なにかと刺激を受けやすい場所です。肌をこすったり圧迫したりして刺激していると、皮ふのバリア機能が損なわれ、ニキビができやすくなることがあります。

さらに男性の場合はヒゲ剃りのために、毎日のように繰り返し肌を刺激しています。特にエラや顎などのフェイスラインは、キレイに剃ろうとして力を入れすぎ、肌に負担をかけてしまいがち。無理な力を加えてヒゲと一緒に肌表面まで削ってしまうと、皮ふが本来持っているバリア機能が大きく損なわれ、ニキビなどの肌トラブルにつながってしまいます。
シェービングの前には必ずプレシェービング剤を使うなどして、極力肌の負担を防ぐようにしましょう。また、電気シェーバーの汚れも肌の刺激になるため、こまめに手入れをして清潔を保つようにしましょう。

この他には、布団や枕カバーとの摩擦も肌刺激の原因。うつ伏せで寝る、顔まで布団を被って寝るといったクセがある人は要注意です。
また直接肌に当たるリネン類が汚れていると、その汚れも刺激になってしまいます。シーツやカバー全てを取り替えるのは大変でも、肌に当たる部分だけでも肌触りの良いタオルをこまめに取り替えるなど、工夫してみましょう。

汗っかきな男性は、汗が刺激になっている可能性も考えられます。エラは汗がつたって落ちる場所なので、その影響も受けやすいのです。ただし汗をかいたからといって、力任せにゴシゴシ拭くのはNG。汗を拭くときは、やさしくタオルを押し当てるようにして、摩擦による刺激を減らしましょう。

男の肌にだって生活の乱れが現れる

もうひとつ、大人の男性にできるニキビの原因として考えられるのは、食事の偏りやストレス、そして睡眠不足。
私たちの体は通常、体を緊張状態にする交感神経と、リラックス状態にする副交感神経がバランスよく働いています。ところが強いストレスを受けたり、慢性的に睡眠不足だったりすると、交感神経が優位になりすぎて、男性ホルモンの分泌が活性化してしまいます。
男性ホルモンは皮脂の分泌を促し、肌を固くする作用を持っているため、皮脂が過剰になって毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなるのです。

さらに仕事で忙しい男性は、食事をおろそかにしがちです。なぜかひんぱんにニキビができてしまうというときは、栄養バランスが偏っていないかをチェックしてみましょう。

特にお酒好きな男性に知っておいて欲しいことが、アルコールとニキビの関係です。
お酒を飲むと、体のなかでアルコールを無毒化するために、ビタミンB群が消費されます。また、体のなかにアルコールが入ることで活性酸素が増えると、それらの除去にビタミンCも消費されます。どちらのビタミンもニキビ予防に欠かせないビタミンなのですが、お酒を飲むことでどんどん使われてなくなってしまうため、ニキビができやすくなるのです。

男性が知っているようで知らない、正しい洗顔方法

ニキビを防ぐスキンケアで最も大切なのは洗顔です。ところがこれを間違った方法で行っている男性が多いのではないでしょうか。正しい洗顔を身に付けるだけで、肌の状態は見違えるように変わるので、ぜひ試してみてください。

1.洗顔料は十分に泡立てる

洗顔は、しっかり泡立てて
まず顔をぬるま湯で濡らし、おおまかな汚れを落としたら、洗顔料を手で十分に泡立てます。きめ細かく、しっかりとした泡が立つようにします。100円ショップなどで売っている泡立てネットを使うと簡単に泡立てることができます。

2.顔に泡をのせ、泡に汚れを吸着させる

最初に脂の分泌の多いTゾーン(おでこと鼻筋)から泡をのせます。その後顔全体に泡をのせ、泡をクルクルと撫でるイメージで手を動かします。このとき大切なのは、肌を直接手でゴシゴシこすらないこと。1のステップでしっかり泡を立てておけば、肌にのせるだけで汚れはちゃんと落ちるので心配はいりません。

3.すすぎはぬるま湯でていねいに

おおまかな泡を手で拭ってから、ぬるま湯ですすいでいきます。このとき、熱いシャワーを直接顔にかけないように。40℃を超えるお湯では皮脂を落としすぎてしまいます。体温より低めのぬるま湯を一度手にためて、パシャパシャと顔にかけるイメージですすぎましょう。
髪の生え際やエラなどのフェイスラインは泡が残りがち。洗顔料が残っていると肌にとって刺激になり、これもニキビの元になるため、ていねいに行います。
すすぎ終わったら、清潔なタオルを押し当てるようにして水気をふき取りましょう。

肌の見た目の美しさを決めているのは、角層と呼ばれる、肌表面に並んだ死んだ細胞たち。角層の厚さは食品用ラップ程度とも言われるほど薄く、洗顔で少し力を入れてこすれば、すぐに剥がれ落ちてバリア機能が低下してしまいます。健やかな肌を保つには、この角層を守って洗うことが大切なのです。
自分はアブラっぽいからといってゴシゴシ洗いすぎていると、肌は皮脂が足りないと勘違いして、さらに皮脂を分泌するようになります。それを落とそうとしてさらにゴシゴシ洗い・・・これでは悪循環です。
正しい洗顔をマスターして、女子に褒められるハンサム肌を目指しましょう。

ニキビができているときの正しいひげ剃り方法と、ニキビ薬の使い方

ニキビができているときは、完全に治るまでは十分注意してヒゲ剃りすることが必要です。
治りかけの状態で肌表面を削ってしまうと、肌の奥までダメージを受け、ニキビ跡が残ってしまうことも。まずはカミソリでニキビのないところをおおまかに剃り、ニキビの周辺は小型のはさみでカットするようにすると安心です。

赤く腫れるなど炎症がおきているときは、洗顔して化粧水などで肌を整えたあと、抗炎症剤を含むニキビ薬を塗っておきましょう。
2〜3日しても改善がみられないときや、炎症がひどいときは皮膚科の受診をおすすめします。ニキビを自分でつぶすという男性もいますが、これは傷口から雑菌が入ってニキビの悪化を招いたり、ニキビ跡が残るもと。まちがっても自己流でつぶしたりしないようにしてください。

関連製品

  • 身体の中からニキビを治し、ニキビのできにくいお肌へ ネオ小町錠
  • Twitter
  • facebook
  • LINE