和漢コラムニキビの治し方COLUMN

顎ニキビの原因はホルモンバランスも。今日からできる対策3つ

顎ニキビの原因はホルモンバランスも。今日からできる対策3つ。

鏡を見るたびに気になる、顎ニキビ。薬をつけたり洗顔方法を変えたりしても、どうもなかなか治らない、と悩んでいるあなた。「顎という場所」にできるニキビには、それなりの原因があることをご存知でしたか?

大人ニキビの代表格ともいえる顎ニキビ、その原因は大きく分けると3つと言われています。ホルモンバランス、胃腸の不調、スキンケア。
ほとんどの場合、それらが複雑に重なっている場合が多いのですが、なかでも影響力が大きいのは最初の2つと言われています。

今回はホルモンバランスについて、そのメカニズムと今日からできる対策方法をご紹介しましょう。

なぜ「顎」にできるのか?

10代の頃は頬やおでこだったのに、なぜ顎なのか?
しかも、なぜ繰り返しできるのか?

最初にしっかり憶えておきたいのは、思春期の頃にできるニキビと20代後半頃からできるニキビでは、その原因がまったく異なるということ。

皮脂分泌が過剰になりやすい思春期とはちがって、年齢とともに体内のコンディションが乱れることでお肌に現れてくるのが、大人ニキビと言われるものです。そして、顎の辺りにできるニキビは、大人ニキビの典型と言われています。

では、なぜ「顎」なのでしょうか。
まず、顎という部分のお肌について考えてみましょう。

顎は、あまり汗をかかない部分であるため、もともと毛穴が発達していない場所。毛穴の視点から考えると、とてもデリケートな部分にあたります。男性なら髭が生えているので毛穴が開いていますが、女性の場合は毛穴が発達する必要性がないのかもしれません。そのため、皮脂の分泌が少し増えただけでも、すぐに毛穴が詰まってしまうのです。

さらに困ったことに、ホルモンバランスの影響を受けやすいのが「顎」の部分。ストレスなどからホルモンバランスが乱れると、皮脂の過剰な分泌がおこって、許容量の少ない顎の毛穴を詰まらせてしまうのです。
そして、顎の部分はターンオーバーが遅い場所でもあり、一度ニキビができてしまうと治りにくく、ニキビ跡が残りやすい場所でもあります。

顎ニキビの原因の一つ。ホルモンバランスの乱れとは?

それでは、ホルモンバランスが乱れるとはどういう状態なのでしょうか。
ホルモンといってもさまざまな種類がありますが、ニキビや肌荒れに関係が深いのは、女性ホルモンと男性ホルモンのバランス。

女性なのに、男性ホルモンも出るの?と思われるかもしれませんが、女性男性ともに両方のホルモンが作られています。大まかにいえば、男性ホルモンは皮脂分泌を促進して角質を厚くする働き。女性ホルモン(エストロゲン)には、皮脂を抑えたり、肌のバリア機能を高める働きがあります。

男性ホルモンの分泌が多い状態が続くと、皮脂分泌が増えるうえに、お肌の角質が厚くなって毛穴がふさがれるためにニキビができやすくなるのです。

そう聞くと、ニキビの原因となる男性ホルモンなんて必要ないのではと思ってしまいますが、そうとは限りません。仮に女性ホルモンのエストロゲンが増えすぎてしまうと、皮脂の分泌が抑えられてお肌の乾燥を招いてしまったり、婦人病の可能性が高まってしまうことに。両方のホルモンが作られているということは、両方が必要であるということ。要はそのバランスが大切なのです。

ストレス・不規則な生活で増える、男性ホルモン。顎ニキビの引き金に。

ご紹介したように、女性の場合は男性ホルモンが増え過ぎると顎ニキビの原因となります。では、どのような時に男性ホルモンが増えるのでしょうか。

原因のひとつは、慢性的なストレス。私たちの体はストレスを感じると、それに対抗して抗ストレスホルモン(コルチゾールやアドレナリン)を分泌します。これらはストレスに打ち勝つ心身をつくるために必要なホルモンですが、それが慢性的になると男性ホルモンを強く刺激して、皮脂分泌が過剰になってしまうのです。

そしてもう一つは、ストレスや不規則な生活によって、自律神経が乱れること。
自律神経というのは、体を緊張状態にする交感神経とリラックス状態にする副交感神経がバランスよく働くことが大切ですが、ストレスを受けることで交感神経が優位になり、男性ホルモンの分泌を促してしまうのです。

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女性ホルモンのバランスが変わる生理前後も要注意

もうひとつ、女性ホルモンのバランスが乱れるタイミングも、顎ニキビには気をつけたい時期です。

女性ホルモンには、皮脂分泌を抑えて肌のバリア機能を高める「エストロゲン」と、皮脂を分泌させる「プロゲステロン」の2つがありますが、生理の前後に多く分泌されるのが「プロゲステロン」。お肌の状態を不安定にしたり、ニキビの原因となるのです。

ちなみに、プロゲステロンには体を妊娠状態に保とうとする働きもあります。母胎や受精卵を守るためには、水分や脂肪を多く蓄える必要があるので、太りやすくなったりむくみが出やすくなるのはこのためです。

また、便秘になりやすいのもこの時期。子宮の近くにある腸の動きを鈍らせて子宮を守ろうとしたり、水分補給するために腸からも水分を吸収するので便が固くなるため、便秘になりがちなのです。

今日からできる、顎ニキビ対策3つ

ご紹介したように、私たちの体はさまざまなホルモンのバランスで、健康で安全な状態が保たれているもの。そう考えると、顎ニキビもなんだか体が頑張っている結果なんだなと思ってしまいますね。

とはいえ、なんとかしたい顎ニキビ対策。女性ホルモンのバランスが変わることは本来の働きなので難しいものの、ストレスや不規則な生活による男性ホルモンの方は改善できるはずです。すぐに始められる3つの方法をご紹介しましょう。

質のよい睡眠をとる

ぐっすり眠ることは、心身の疲れを癒やしてくれる何よりの薬。最近疲れているなと感じたら、何を置いてもしっかり眠ることを心がけましょう。就寝時間は、22時~2時がゴールデンタイムと言われていましたが、仕事や家事で忙しい現代女性にとって22時にベッドに入るのはなかなか難しいもの。

最近言われているのは、眠りはじめてからの3時間を熟睡すること。この間に、脳の脳下垂体から成長ホルモンが多く分泌されると言われています。

質のよい眠りにつくためには、

  • 寝る前に、コーヒーなどのカフェインは避ける。眠りを誘う効果が高いとされる牛乳や豆乳を温めて飲むのがおすすめです。
  • 寝る前に照明を暗めにしておく。強い光は脳に刺激を与えるので、パソコンやスマホは見ないように。
  • 快適な睡眠のためには、室温26~27度、湿度60%前後が理想的だと言われています。
  • 夕食は、就寝3時間前には終えるようにしましょう。

また、よく眠れなかった翌日には、お昼寝も効果的。20分以内の昼寝は、夜の熟睡に相当するとも言われています。

食生活を見直そう

基本的には栄養のバランスを考えながら、1日3食を規則正しく食べることをおすすめします。仕事などで時間がとれないという人も多いでしょうが、食事の時間30~40分を削ったからといって、それほど仕事が片付くというものではないはず。それよりも、区切りをつけてリフレッシュしたほうが精神的にも脳科学的にも仕事の効率は上がります。

ホルモンバランスを整えてくれる食品をご紹介すると、

  • 大豆製品(豆腐、納豆、油揚げ、味噌など)大豆には、美肌のための女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをしてくれるイソフラボンが含まれています。
  • ビタミンB6を含む食品(まぐろ、かつお、とうがらし、にんにく、鶏肉など)ビタミンB6は女性ホルモンのバランスを整えてくれる働きがあります。
  • ビタミンEを含む食品(アーモンド、ピーナッツ、モロヘイヤ、アボカド、かぼちゃ)ビタミンEも、女性ホルモンの働きを調整し、生理不順などの改善に効果が認められています。

体を冷やさない

体が冷えている状態は、自律神経やホルモンバランスを崩す原因になります。

体を温める方法をご紹介すると、

  • 夏でもお風呂に浸かる夏の暑い時期はシャワーなどで済ます人も多いと思いますが、エアコンなどで思った以上に体は冷えています。少なくとも週に何回かお風呂に浸かったり、半身浴などで冷えた体を温めてあげましょう。
  • 体を温める食材を積極的にえらぼう野菜でいえば、冬が旬の野菜や、地面の下にできる野菜は体を温めてくれるものが多いです。生姜、ねぎ、かぼちゃ、にんじん、にんにく、ごぼうなど。
    また、高たんぱく低カロリーの食品(鶏のささみ、まぐろ、豆腐)などもおすすめです。

時には、体の声を聞いてあげよう

顎ニキビの原因の一つである、ホルモンバランスの乱れ。それは私たちが日々の生活のなかで、仕事を頑張ったり周囲の状況に悩んだりと奮闘しているのを、静かに見守り、心身の働きを整えようと頑張ってくれている証でもあります。体の声はとても小さいので、ときには耳を傾けてあげる必要があるのかもしれません。

顎ニキビや体の不調が気になったら、それが体からのSOSサイン。忙しくても少し休憩して、体をいたわってあげたいですね。

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