和漢コラムニキビの治し方COLUMN

跡を残さないニキビの治し方&ニキビ跡改善ケア

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ニキビが治って、すっきり顔ニキビ跡を残さずキレイに治すためのポイントを、ぜひ守りたい3箇条にまとめてご紹介。なかなか消えないニキビ跡を改善するケアについても、ターンオーバーのメカニズムに着目して解説します。

今あるニキビは跡に残さずキレイに治し、できてしまったニキビ跡も、正しいケアであきらめず改善していきましょう!

ニキビが跡になって残るメカニズム

跡になってしまう肌のメカニズムの図

白ニキビや黒ニキビなど、皮膚表面の表皮でおこる炎症を起こしていないニキビなら、皮膚の持つ自己治癒力でキレイに治ることがほとんどです。しかし毛穴の奥でアクネ菌が繁殖し炎症を起こしてしまうと、表皮の下にある真皮までが傷つき、色素沈着やシミなどの跡が残ることが。
さらに、真皮の下にある皮下組織まで炎症が及んでしまうと、クレーター状の跡やしこり状の跡が残ることが多くなってきます。

跡を残さずきれいに治すためには、まず早い段階で炎症をおさえ、適切な処置をすることが大切です。炎症を起こしているニキビを自分でつぶすのはもってのほか。炎症がひどいようなら皮膚科を受診して、抗生剤を処方してもらうのが一番です。

ニキビ跡を残さない、正しいニキビの治し方

ニキビができてしまったら、炎症の悪化を防ぎ、すみやかに収束させることが第一です。

守るべき鉄の3箇条

  1. ニキビを自分でつぶさない!
    炎症を起こしたニキビは、毛穴の奥に細菌が繁殖して膿をもち、腫れています。炎症がひいたときに、専用の道具(コメドプッシャー)などで膿を押し出し、抗生剤の入った軟膏でケアするとよいのですが、タイミングなど素人には判断が難しいもの。無理な力がかかったり、つぶした後のケアが不適切で炎症が悪化したりすると、肌がダメージを受けて跡になってしまう可能性も。自分ではつぶさず、皮膚科を受診しプロに処置してもらうようにしましょう。
  2. ニキビに触らない!
    炎症を起こしたニキビはとにかく気になるもの。ついつい髪の毛で隠そうとしたり、手で触ってしまいがちですが、髪は肌に刺激を与えますし、手も雑菌だらけです。ニキビを早くキレイに治したいなら、極力触らないことを鉄則にしましょう。
    メイクをする場合はなるべく軽めに。自然の鉱物でできているミネラルファンデーションなどが、肌への刺激が少なくオススメです。
  3. UVケアはしっかりと!
    紫外線はお肌にとって、百害あって一利なし。肌のバリア機能が壊れているところに紫外線が当たると、肌が健康なときよりダメージが大きくなり、色素沈着の元になります。
    日傘や帽子などを併用しつつ、日に当たるときはニキビができていても日焼け止めをきちんと塗りましょう。その際には、強い日焼け止めを塗りっぱなしにするのではなく、SPF15〜20程度のものをこまめに塗り直すように。日焼け止めを選ぶときには、肌にやさしい紫外線散乱剤を使ったもので、オイルフリーのものを選びましょう。さらに、毛穴を詰まらせにくいノンコメドジェニック処方のものなら、肌への刺激も最小限に抑えてくれるでしょう。

正しい洗顔方法と洗顔後のケア

ていねいに石鹸で泡をつくる

過剰な皮脂はニキビの原因になりますが、逆に乾燥してもできやすくなるため、あまり頻繁に洗顔するのはNGです。
また、ニキビができている肌はとてもデリケート。摩擦がかかれば肌がダメージを受け、炎症が悪化したり、治るのがそれだけ遅くなります。
石けんを直接顔にこすりつけるような洗顔は極力避け、ネットなどを使って泡をたてて「肌の上で泡を転がす」ように洗います。流すときは熱いシャワーを直接かけないように。ぬるま湯でやさしく泡を落とします。
拭くときもタオルでゴシゴシせず、やさしく押し当てるように水分を取りましょう。
洗顔後、炎症を起こしているニキビに抗炎症成分、殺菌成分を含んだ治療薬を塗るなど、炎症を鎮めるケアをしていきましょう。

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