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おしりニキビができる原因って?どうやって治せばいいの?

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やっかいなおしりニキビ、本当の原因と対策法を教えて!

おしりにニキビができてしまうと、座るたびに痛くなったり、ニキビ跡や黒ずみになってしまったりと困りものです。デリケートな場所なので、女性だとなかなか人に相談できませんよね。

いつまでも治らないと、ずっと悩みを抱え続けてしまうことにもなりかねません。
今回は「おしりニキビ」の原因と治し方、予防法をご紹介します。

お肌を見せなくてはいけない機会に恥ずかしい思いをしないように、いまから対策をとっておきましょう。

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本記事の監修薬剤師

監修薬剤師 植田昌男

氏名:植田 昌男
経歴:近畿大学薬学部薬学科卒業 薬剤師免許取得(平成7年)
社歴:平成19年6月 入社

おしりにできるニキビの原因もアクネ菌なの?

ニキビの主な原因は「アクネ菌の繁殖」。これはどの場所にできるニキビも同じです。アクネ菌の大好物は皮脂なので、皮脂腺のあるところならどこにでもニキビができてしまいます。

皮脂腺がとくに発達しているのは、おでこから鼻筋、顎までのTゾーンや胸や背中の中央です。ニキビができやすい場所なので「納得」という方も多いのではないでしょうか。

でも、今回のテーマの「おしりニキビ」ができる「おしり」は、実は皮脂腺がそこまで発達していないという事実をご存知でしょうか。
では、なぜおしりニキビを何度も繰り返してしまうことがあるのか――、原因はおしりへの刺激だったのです。

おしりニキビの原因は、おしりへの刺激だった!?

おしりは、座っているときや寝ているときに常に圧力がかかっています。
また、座っていなくてもビキニラインやショーツのゴムが当たるラインは常に締め付けられて刺激を受けています。
このような刺激は全てニキビができる原因になるのです。

お肌はターンオーバー(皮膚の生まれ変わりのサイクル)を正しく繰り返すことで正常な状態を保っています。

正常なターンオーバーでは、お肌の奥で作られた細胞が少しずつ成長しながら表面に押し出され、成熟したタイミングでお肌の表面に出てきて、古いお肌(角質)は垢になって剥がれていきます。

しかし、繰り返し刺激を受けてしまったお肌は、角質が剥がれ落ちるタイミングが早くなってしまったり、血流が滞ってしまうことで細胞の成長が阻害されてしまい、ターンオーバーのリズムが乱れがちになってしまうのです。

すると、古い角質が溜まりがちになったり、刺激から肌を守ろうと角質が厚くなってしまい、毛穴を詰まらせてしまうようになります。
皮脂腺があまり発達していないおしりでも、毛穴が詰まってしまえば、そこにアクネ菌が繁殖しニキビができてしまいます。このような刺激によるターンオーバーの乱れが、おしりニキビやおしりの黒ずみの原因になります。

このような「おしりへの刺激」は、下着の締め付けや座っているときの圧迫だけではありません。ストッキングによる圧迫や生理時の蒸れも原因になるので、女性はとくに気をつけるようにしましょう。

薬で治らないおしりニキビは、ニキビじゃない皮膚病かも!?

おしりにできるニキビもアクネ菌が原因なので、繁殖してしまったアクネ菌を退治することができれば治っていきます。刺激を避けて清潔を保ち、ニキビの薬を塗っても治らないのであれば、ニキビではなく違う病気かもしれません。

おしりにブツブツを作る病気には、以下のものがあります。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)毛孔性苔癬とは、角質が毛穴に詰まってブツブツ・ザラザラといった皮膚の隆起ができてしまうことです。色は肌色や薄い赤色、褐色などのことが多く、痒みや痛みなどの自覚症状はほとんどありません。

小さな子供から思春期に多いという特徴があるのでニキビと間違えやすいのですが、ニキビと違って炎症は起こしません。殺菌系のニキビ治療薬では効果は得られにくいので注意しましょう。

発症の原因ははっきりとはわかっていませんが、遺伝やホルモンバランスの乱れなどが原因ではないかと言われています。乾燥すると悪化しやすいので、お風呂から上がったら低刺激の化粧水等で保湿しましょう。

また、ゴシゴシ洗ったり、潰したりすると雑菌が入って炎症を起こしたり、シミや黒ずみになってしまうこともあるため絶対にしないようにしてください。

マラセチア毛包炎

マラセチア毛包炎はニキビと同じように炎症を起こすため、見た目がニキビとよく似ています。ただし、原因菌はアクネ菌ではなく、マラセチア菌です。

赤いブツブツが1ヵ所に集中してたくさんでき、自然治癒しにくいという特徴があって、マラセチア菌はカビの一種なので湿気が多いところ大好きなことも大きな特徴です。
その特徴から、梅雨の時期から夏にかけての、汗をかいて蒸れやすい時期に多くなる傾向があります。

治療には抗真菌薬が有効です。マラセチア毛包炎かどうかは皮膚科に行かなければ診断できませんので、気になるおしりのブツブツがあるときは、早めに皮膚科に診てもらいましょう。

おしりニキビの治し方は?どうやってケアすればいい?

おしりニキビの原因はおしりへの刺激であり、アクネ菌です。

  • おしりへの刺激を避ける
  • アクネ菌が繁殖しないように清潔にする

ことが重要です。

痛みがないようであれば、お肌にやさしい低刺激の石鹸・ボディソープを使ってやさしく洗いましょう。間違ってもゴシゴシ洗わないようにしてください。
また、すすぎ残しもニキビの原因になるので、泡はきちんと洗い流してください。

ニキビができている間は、締め付けが強いショーツやタイトなパンツははかないようにしてください。ストッキングもできれば使わない方がいいでしょう。
綿性の、ゆったりとした通気性がいい衣服や下着を選ぶようにしてください。

また、食生活や生活習慣の乱れもニキビの原因になります。
ビタミンや食物繊維が豊富な野菜をたっぷり食べ、脂っぽいものは避けるようにし、毎食決まった時間に食べるようにしましょう。
睡眠をきちんととるようにし、成長ホルモンが多く分泌される夜10時から深夜2時は熟睡できるように睡眠環境を整えてください。

これらのケアで治らないニキビや、赤みが強く痛みがあるものに関しては、薬での治療をおすすめします。市販薬を試してみてもいいですが、他の皮膚病かもしれませんので、一度は皮膚科で診てもらいましょう。

おしりニキビを予防するにはどうすればいい?

おしりニキビを予防するには、治すときと同じように刺激を避けて清潔を保つことが大切です。

  • 吸湿性・通気性の高い綿でできた服を選ぶようにし、化学繊維のものは避ける
  • 細身のパンツや締め付けの強い下着、ストッキングはできるだけ履かない
  • 石鹸、ボディーソープ、柔軟剤や洗濯洗剤は低刺激のものを使う
  • おしりを洗うときに硬いナイロンタオルを使わない
  • 石鹸やボディ―ソープはよく泡立てて使い、すすぎはぬるま湯で
  • お風呂上りには、低刺激の化粧水で保湿をする
  • 甘いものや揚げ物、スナック菓子やファストフートなどは控える
  • 暴飲暴食をしない
  • ストレス解消を心がけて、質が高い睡眠がとれるように環境を整える

以上のことに注意して、おしりニキビを予防しましょう。

おしりのニキビもお顔のニキビも、心身の不調のサイン。自分を労わってあげよう

ニキビの原因は刺激とアクネ菌の繁殖ですが、体や心の疲労、ストレス、栄養の偏り、自律神経の乱れが原因でニキビができやすくなってしまうことも少なくありません。

つまり、おしりにできるニキビもお顔にできるニキビも、体や心が悲鳴を上げている状態のサインかもしれないということ。体のなかから回復させてあげる必要があります。
たかがニキビと軽く考えず、きちんと休息をとり、生活リズムを整えてお肌にやさしい環境を整えてあげてくださいね。

もし、セルフケアで治らない場合は、違う病気かもしれませんし、間違ったケアをしてしまっているかもしれません。
原因をはっきりさせるためにも、早めに皮膚科で診てもらいましょう。

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