和漢コラムニキビの治し方COLUMN

ストレスと大人ニキビの深い関係

最近仕事がなんだか疲れる。これってもしかして人間関係の悩み?平穏に暮らしているつもりでも、知らないうちにストレスをためてしまっているのかな・・・洗面で鏡を覗けば、鼻の下に小さなニキビ。こめかみのところにも!

このニキビの原因、まさかストレス?

実は心理的ストレスが交感神経を刺激して、皮脂の分泌を増やしてしまい、ニキビができやすい脂性肌が生まれてしまうことは科学的にも明らかにされています。それでは、心理的ストレスによるニキビがなぜそうなるのか、どうケアすればよいのか、メカニズムと対策をご説明します。

大人ニキビの原因は、脂性肌にあった!

ニキビと心理的ストレスの関係をお話しする前に、なぜニキビができるのかを考えてみましょう。ニキビが生まれるとき、最初にお肌に起きているのは、皮脂を分泌する毛穴の詰まりです。この毛穴の詰まりに皮脂や角質がたまりアクネ菌が増殖、そして炎症を起こす。ニキビのほとんどは、おおむねこのようにしてできるのです。

毛穴の詰まりがニキビの大きな原因のひとつですから、注意が必要なのは皮脂や角質が多く分泌している脂性肌の人。顔がテカる、顔や頭皮がべたつく、毛穴汚れが目立つなど、オイリー肌とも呼ばれるお肌です。逆に考えれば、スキンケアで大切なのは、脂性肌にならない対策と、毛穴の詰まりへの用心。これでニキビや吹き出物は予防できるということです。

ここからが本題。この脂性肌と心理的ストレスには、深い関係があるのです。

ニキビの大敵、脂性肌は心理的ストレスからも生まれる

心理的ストレス。交感神経を刺激。男性ホルモン、テストステロン、副腎皮質ホルモン、アドレナリン、アンドロゲン。皮脂分泌が促進。脂性肌に傾く。ニキビができやすくなる心理的ストレスは自律神経のバランスに大きく影響します。自律神経とは、息をすることや食べた物の消化・吸収、血液の巡りなど、からだの重要な働きを担っている神経です。また、自律神経には日中の活動時に働く交感神経と、リラックス時に働く副交感神経があるのですが、心理的ストレスと深く関わるのが交感神経です。

交感神経が働いているときには、副腎皮質ホルモンであるアドレナリンやアンドロゲンと、男性ホルモンであるテストステロンが分泌されやすくなります。そしてこれらのホルモンが分泌されると皮脂分泌も促されるのです。

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ストレスによる自律神経の乱れから脂性肌に

自律神経。交感神経:活動時,緊張時,ストレス時,過度なストレスによりバランスが崩れる。副交感神経:休息時,睡眠時,リラックス時健康な私たちのからだには、太陽の光とともに交感神経が働きだして目覚め、太陽が沈むと今度は副交感神経が働いてリラックス状態に入って眠くなるというサイクルがあります。ところが、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、生体リズムの狂いから体調が乱れることに。さらにはお肌にも大きく影響します。その原因のひとつとなるのが心理的ストレスです。

心理的ストレスによって刺激を受けると交感神経が活発に働きはじめ、一方ではからだの修復に関わる副交感神経の働きが弱まります。これが自律神経の乱れです。この状態が続くと前項でお話しした通り、男性ホルモンや副腎皮質ホルモンが増えて皮脂が過剰に分泌され、お肌は脂性肌に傾いてニキビができやすくなってしまいます。

しっかりスキンケアしているのに、ストレスがたまるとお肌がテカったりべとついたりしませんか。それはこのメカニズムによるものなのです。女性でもアクティブにがんばっている人に脂性肌が多い理由かもしれません。

ストレス性睡眠障害もニキビの原因に

昼間の心配ごとがいろいろ浮かんできてしまって眠れない。やっと眠りについても、不安になってすぐに目覚めてしまう。そんなストレス性睡眠障害もまた自律神経の乱れと結びついていて、ホルモンバランスが崩れて脂性肌を生み出します。

ストレスによる睡眠不足は、血液やリンパの流れの低下や、28日周期といわれるお肌のターンオーバーの乱れにもつながり、ますますニキビができやすくなってしまいます。

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ストレス→胃腸に毒素→ニキビという悪循環

自律神経の乱れは、胃腸にも影響を与えます。「ストレスで胃がおかしい」という状態です。胃腸が弱ると、消化しきれない食べ物が腐敗して毒素に変化。この毒素が皮脂と混じり合って皮膚からも排出し、ニキビのもととなります。また、胃腸が弱っているときには同時に免疫力も落ちています。免疫機能が低下するとお肌での炎症も起きやすく、ニキビもできやすくなっているのです。ニキビより先に胃腸の治療が必要ですね。

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大人ニキビにつながる心理的ストレス

私たちの健康を損なわせるストレスは実にさまざまです。世のなかのストレスを分類すると次の4種類。

  • 騒音や気温の変化などによる、物理的ストレス
  • 毒素や薬などによる、科学的ストレス
  • ウイルスやばい菌などによる、生物的ストレス
  • 不安や怒りなどの感情が引き起こす、心理的ストレス

ニキビを引き起こす要因となっている心理的ストレスは、会社の仕事や人間関係など、あれこれが合わさっての不安や悩みなど、感情や心にまつわる広い領域にかかわります。また、心理的ストレスは、働き過ぎや不規則な生活などの外的要因、睡眠や栄養不足などの内的要因、妊娠や病気などの身体的要因、といったさまざまな要因から来ているので、ひとことでは片付けられませんね。

ストレスを感じたら、その要因となっているものを遠ざけるというのが一番なのですが、仕事や人間関係など、そう簡単には取り除けないものがほとんどです。ただ、心理的ストレスを軽減する方法がないわけではありません。

心理的ストレス解消でニキビを改善

心理的ストレスを完全に消せないとしても、交感神経を鎮め、副交感神経の働きを促すことによって心理的ストレスを解消に向かわせることはできます。

心理的ストレス解消の基本は、3Rと呼ばれる次の3つ。

  • Rest(休息)
  • Relaxation(リラクゼーション)
  • Recreation(レクリエーション)

簡単にいえば、休みの日にはストレスのある場所を離れ、仕事を完全に忘れて心からのんびりする、日々の生活でも規則的な休息・睡眠を取る、運動や趣味を持つなどがストレス解消の基本です。最近流行っているマインドフルネスや座禅などもいい方法かもしれません。
たとえば次のようなストレス対処法はいかがでしょうか。最近、顔がテカってニキビができたのは脂性肌かも? と感じたら、試してください。

適度なジョギングやウォーキング

ジョギングやウォーキング、サイクリングなどの有酸素運動は、おすすめしたいストレス対処方法のひとつ。有酸素運動を行っているときは交感神経が活発ですが、運動が終わった後には副交感神経が活発になりやすく、リラックス効果が得られるからです。

運動後によく眠れるという点でもストレス解消につながります。副交感神経の働きによって、男性ホルモンの過剰な分泌は抑制され、脂性肌の改善につながりますし、新陳代謝も促されてお肌のターンオーバーにも良い影響が期待できます。

ストレス解消とはいえ、やり過ぎは逆効果。「気持ちいい」と感じる程度で有酸素運動を終えることも大切です。

ぬるめのお湯に20分

リラックスして副交感神経を活性化させるということを考えれば、半身浴というのもおすすめです。お湯の温度は38〜40℃くらいで、入浴時間は20分程度。ゆっくり長めに浸かることで心身がほどよくリラックス。少し体温が上がることにより、入眠しやすく快適な眠りが待っています。

自分のなかにため込まない

パーフェクトを求めてしまうタイプは、自分のなかにストレスをため込んでしまいます。一度立ち止まって、一歩下がって深呼吸。周囲を俯瞰してみましょう。そんなにがんばらなくてもいいんじゃない? がんばってきた自分に美味しいごほうびでもあげて、甘やかしてみては?

ニキビどころか、からだの具合までおかしいほどの精神的ストレスを感じているのならがまんせずにクリニックで気軽に相談することもアリですよ。

リラックス+ポジティブ思考で、ほら、ニキビ改善!

過剰な心理的ストレスで自律神経が乱れ、ホルモン分泌によって皮脂分泌が増える。脂性肌に傾いてニキビができやすい状態になる・・・。洗顔方法やスキンケアとは関係なく、ストレスでニキビなんて思いもしなかったことが、本当だとわかりましたね。

毎日を一生懸命に生きていると、知らず自分で自分にストレスをかけてしまっているかもしれません。いまそのことに気づいたなら、「出番ダヨ、フクコウカンシンケイ」なんて呪文を唱えながら半身浴してリラックス。思い切りからだと心を甘やかしてみてはいかがでしょうか。ニキビができやすい脂性肌が改善されると信じて、ね。

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