和漢コラムニキビの治し方COLUMN
ニキビ症でも大丈夫!お化粧でキレイになる5つの極意
極意3:肌負担のないファンデーションを選ぶ
次に大切なことがファンデーション選び。ニキビを隠したいからと、カバー力の高いファンデーションを選ぶのはNGです。油分が多いリキッドファンデーションなどを肌にべったり塗ってしまうと、肌に負担がかかりすぎ、かえって悪化を招いてしまうことがあるからです。
気になるところにコンシーラ―を塗ったら、次は全体にパウダーファンデーションを乗せていきます。おすすめの化粧品は肌負担のないミネラルファンデーション。軽い使用感で肌に負担をかけることなく、スッピン肌よりキレイに見せてくれます。また微粒子のミネラルパウダーが光を反射・散乱するため、紫外線カット効果も期待できます。
あとは雑誌を参考にしたりして、アイメイクやリップメイクなど、なりたい自分に近づくポイントメイクを自由に楽しんでみましょう。
極意4:お化粧の落とし方ですべてが決まる
5つの極意のなかで、もっとも重要なものがこの4つめの極意。きちんと手順を踏めば、お化粧がニキビを悪化させることは考えにくいのですが、メイク落としの間違いが、悪化の原因になることはじゅうぶんあり得るからです。
まず大切なのが、メイク落とし=クレンジングの選び方。市販のメイク落としには、すっきり落とすことや手軽に落とすことを優先したものがあり、それらを使うと肌負担が大きいのです。
さらに強すぎるクレンジングを使うと、化粧汚れは落ちても洗浄成分が落としきれずに肌に残ることもあるので注意が必要。メイク落としは、塗っているファンデやメイクの強さに合わせて選びましょう。
もっとも洗浄力が高いのはオイルクレンジング。次にクリームクレンジングやジェルクレンジング。もっとも弱いものがミルクタイプのクレンジングです。上で説明したようなメイク法の場合、クレンジングは必要ないか、ミルクタイプのクレンジングで十分落とせます。
まず、マスカラやアイラインなど、落ちにくいメイクはポイントメイク用リムーバーを使って先に落としておきます。コットンにたっぷり含ませて、ポイントメイクの上に数秒おき、さっとふき取るようにしましょう。
その後お顔全体を洗いますが、基本的にパウダーしかお顔に乗せていなければ、メイク落としを使う必要はなく、通常の泡洗顔で十分です。たくさんコンシーラ―を使ったときは、ミルクタイプのクレンジングでやさしく落としましょう。その後いつもの泡洗顔をします。
肌の乾燥は大人ニキビを引き起こす原因のひとつ。メイク落としはメイクと一緒に肌に必要な保湿成分まで洗い流してしまうため、使わないで済めばそれに越したことはありません。
ポイントメイクもベースメイクも一本で落とそうとせず、それぞれに最適なコスメを使ってやさしく落とすことが、肌の潤いを守るスキンケアのコツです。
極意5:化粧道具は清潔を保つ
最後の極意はメイク道具をお手入れして、清潔に保っておくこと。
スポンジやパフ、ブラシといったメイク道具は、汚れや雑菌がいっぱいです。これらが肌を刺激すると、敏感肌の人にとってはニキビの原因になることも。
また道具が汚れていると、メイクが肌に均一に付かず、キレイな仕上がりになりません。スポンジやパフは最低でも週に1回は洗って、清潔を保つことが大切です。
お化粧は女の子を輝かせる魔法!
「ニキビが気になるから、どうせ化粧してもダメだろう」「自分は化粧映えしない顔だから」・・・そんなことはありません!正しいお化粧法とスキンケア法を知り、ていねいに実践すれば、女の子は誰でもお化粧で輝くことができるのです。
毎朝のメイクタイムは、自分の魅力を見つけて引き出すレッスンタイム。そして毎晩の洗顔タイムは、がんばった自分を褒めて心をゆるめるリラックスタイム。
新大学生、新社会人の皆さんが、お化粧の力を味方につけて、自分らしく輝くことを願っています。