和漢コラム膀胱炎の改善にCOLUMN

膀胱炎にツボ押し。再発防止と予防におススメ8つ

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何度もトイレに行きたくなる、おしっこしたあとに痛みを感じる・・・。急性膀胱炎の症状は人によってさまざまですが、どれも不快なもの。症状が治まるまでの落ち着かない気分は、二度とくり返したくないですよね。

特に女性には、再発を防ぐ対策を日ごろから続けることをおすすめします。
というのは、急性膀胱炎の原因は、大腸菌などの細菌が膀胱内に入り込み、炎症を起こすこと。
女性は男性に比べて尿道が短く菌が膀胱に入りやすいため、発症するリスクが高いからです。

再発を防ぐセルフケアには生活習慣の見直しに加えて、ツボ押しをおすすめします。
東洋医学で伝承されてきたツボのなかには、膀胱をはじめとする泌尿器の調子を整えるのによいとされているものもたくさんあります。
このコラムでは、場所を探しやすく押しやすい8つのツボをご紹介します。
特別な道具も場所も要らないので、まず1ヵ所からでも気軽に試してみてくださいね。

本記事の監修薬剤師

監修薬剤師 植田昌男

氏名:植田 昌男
経歴:近畿大学薬学部薬学科卒業 薬剤師免許取得(平成7年)
社歴:平成19年6月 入社

膀胱炎の再発を防止するツボ

自律神経のバランスを整えて免疫力を正常化

急性膀胱炎になりやすいのは、免疫力が低下したとき。細菌の感染を防げず、膀胱で炎症を起こしやすくなるからです。

免疫力を取り戻す方法のひとつがツボ押しです。
ツボは神経や血管の近くに位置することが多いため、皮膚からの刺激で感覚神経に直接働きかけます。筋肉のこりをほぐしたり、血流を改善する効果、自律神経の乱れを正常化し、免疫力を回復させる効能があるとされています。

膀胱や腎臓などの泌尿器の機能回復をはかるツボを7つ、そして血流を改善して体全体のバランスを整えるためのツボも1つ、ご紹介します。ツボの場所は個人差がありますので、周辺を押さえてみて、気持ちがいい、響く、と感じられるところを探しあててください。押す指は、親指でも人差し指でもかまいません。

膀胱炎対策のツボの押し方と場所

まず、深呼吸してリラックスしてから、ツボに指をあて、ゆっくり息を吐きながら5秒ほど押し、息をゆっくり吸いながら5秒ほどかけて指の力を抜きます。1ヵ所5~10回が目安ですが、体調にあわせて調整してください。

押す力は「痛気持ちいい」と感じる強さがベストです。痛みを感じる場合はやさしくさするだけにしましょう。

お腹にあるツボ

  • 陰交(いんこう)

    場所:体の中心線上で、おへそのすぐ下
    効能:尿道炎などの泌尿器疾患、冷え性などの改善

  • 関元(かんげん)

    場所:体の中心線上で、おへそから指幅4本分下
    効能:膀胱など骨盤内にある臓器の機能回復

  • 中極(ちゅうきょく)

    場所:体の中心線上で、おへそから指幅5~6本分下
    効能:膀胱炎や夜尿症の改善

  • 水道(すいどう)

    場所:関元(おへその下指幅4本分)から、左右に指幅3本分外側
    効能:体の余分な水分を排出する機能回復、泌尿器系の症状改善

  • 帰来(きらい)

    【帰来】中極(おへそから指5~6本分下)から、左右に指3本分外側場所:中極(おへその下指幅5~6本分)から、左右に指幅3本分外側
    効能:婦人科系・膀胱のトラブル改善

背中にあるツボ

  • 膀胱兪(ぼうこうゆ)

    【膀胱兪】ウエストの最も細い部分から指2本分下、背中心から左右に指2本分外側場所:ウエストの最も細い部分から指幅2本分下、背中心から左右に指幅2本分外側
    効能:骨盤内の血行促進、膀胱疾患の症状緩和

足にあるツボ

  • 太谿(タイケイ)

    【太谿】うちくるぶしとアキレス腱の間のくぼみ場所:うちくるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
    効能:腎臓に働きかけて排尿機能を調節

  • 至陰(しいん)

    【至陰】小指の爪の根元から3~4ミリ外側場所:足の小指の爪の根元から3~4ミリ外側
    効能:血液循環を良くして体の冷えを改善

膀胱炎をくり返さないためのポイント

ツボ押しとともに、膀胱炎の再発防止のために気をつけたいことが3つあります。

  1. 細菌の発生を抑えること
  2. たとえ細菌が付着しても膀胱内への侵入を防ぐこと
  3. そして侵入したとしても繁殖させないこと

細菌の発生を抑える

膀胱炎の原因となる細菌のほとんどは、便に棲む大腸菌。腸内に長くとどまった便には大腸菌が増殖するため、便秘を解消することは、細菌の発生を抑える大切なポイントです。気軽にできる便秘対策もあわせて続けると、発症のリスクを減らすことができますよ。

便通に悩むあなたに、スムーズなお通じを促す4つの対策

細菌の侵入を防ぐ

大腸菌などの細菌が体の表面に付着しても、膀胱内に入らなければ炎症はおきません。
水分を十分摂って尿意を我慢せず、こまめに排尿し菌を流してしまいましょう。
排便後は前から後ろに拭く、おりものシートやナプキンをこまめに取り換える、性行為の前後に必ず排尿やシャワーをするなど、つねに清潔を心がけることが大切です。

細菌を繁殖させない

膀胱内に細菌が入ってしまっても、膀胱粘膜の免疫力が機能していれば繁殖を防ぐことができます。免疫力を低下させない対策をしましょう。
免疫力の低下は、栄養バランスの悪い食事、睡眠不足、運動不足などの生活習慣や、ストレスを抱えること、体が冷えて血行が悪いことなどが原因になることがあります。
これらの生活習慣などを少しずつ改善していくだけでも、免疫力の回復につながります。さらに、ツボ押しの合わせ技でより万全に。

症状から予防法まで、より詳しくこちらのコラムで解説しています。

いつの間にかトイレの悩みを忘れている、のが成果

膀胱炎になった経験があると、再発の可能性が頭をよぎるもの。あの不快な症状はもちろんのこと、通院の手間や時間に追われる思いや、薬を飲まなければならないこと、トイレのことを気にして仕事や家事に集中できないもどかしさ。

くり返さない対策は、意外に簡単にできること。
再発防止のために、1ヵ所だけでもツボ押しを習慣にしてみませんか。生活習慣の改善もあわせて、毎日少しずつ免疫力を回復させていきましょう。気がつけば、トイレの悩みから解放された日常が戻ってきていますよ。

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繰り返す膀胱炎に。
むくみも改善。