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男性更年期の対策に。すぐできる1日たった5分の運動

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ここのところ、疲れが取れない、なんだか元気が出ないという実感がありませんか?
特に病気でもないのに、だるい、眠れない。子どもの運動会でちょっと走ったら筋肉痛になった、学生時代は体育会系だったのに・・・。そんなことが続くと、どんどん気持ちも沈みがちになってしまいますよね。

その不調は、ひょっとしたら男性更年期( LOH [ Late-Onset Hypogonadism ] 症候群 )の症状かもしれません。

症状を改善する対策として運動は1つの方法です。でも、学生時代の部活のような激しい運動が必要なわけではありません。一日わずか5分程度のエクササイズでも十分なのです。

このコラムでは、男性更年期のおもな症状や不調を引き起こすメカニズム、すぐに取り組める5分程度の運動をご紹介。正しい知識と対処法を持てば、少し気分が軽くなることを実感できるでしょう。

40代以降の不調は男性更年期の可能性も

体の疲れがとれない、眠りが浅い、やる気が出なくなった、集中力も落ちてきた、そんな身体的・精神的な不調を感じていても、40代以降になると「年のせいかな?」で片付けがちなのですが、それが男性更年期の症状であることも。

原因は自律神経やホルモンバランスの乱れ。更年期というと長い間女性特有のものとされてきました。女性の場合、閉経によって女性ホルモンが減少し、症状が起こりやすくなります。しかし女性と違って男性には、閉経というような明確な変化がなく、また個人差も大きいため、男性ホルモンの減少によるものと気づけないことが多かったのです。不調を感じていながらも、原因不明で対処できずにいたケースもあったはずです。
現在では、LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)として診断方法や対策、治療についての研究が進み、情報も発信されるようになってきました。

もし、あなたの不調が男性更年期のおもな症状にあてはまることが多いようであれば、少しでも早く対策をすることをおすすめします。

男性更年期のおもな症状

男性更年期に起こるおもな症状とは

  • 身体面:
    筋力低下
    ほてり、急な発汗、耳鳴り
    頻尿
    勃起障害、性欲低下 など

  • 精神面:
    怒りっぽくなる
    憂うつ、不安感
    集中力や判断力の低下
    やる気が出ない など

より詳しい症状のリストも参考にしてください。

だれにもくる男性更年期の症状リスト。さあ、改善に着手

男性更年期のメカニズム

男性ホルモン「テストステロン」の減少が症状を起こす

仕事や運動が以前のようにできなくなってしまうのは、男性ホルモン「テストステロン」の減少が原因かもしれません。

テストステロンは、身体的には、筋肉や骨を増強し、男性らしく、たくましい体格をつくり、生殖機能の維持や、性欲を高めるなどの役割をしています。
精神的には、やる気のもととなる脳内物質ドーパミンをつくる、挑戦する欲求を引き起こす、決断力や判断力を高めるといった役割があります。

テストステロンが減少すると、筋肉が衰え、筋力も低下。ドーパミンの量も減り、やる気、集中力、判断力が低下し、不安やイライラを感じるようになるのです。

ストレスがテストステロンを減らしていた

男性ホルモンの分泌は20代にピークを迎え、30代から徐々に減少していきます。
加えて、加齢以外の原因として、精神的なストレスで分泌量が減ることも分かってきました。時の流れにあらがうことはできませんから、私たちが取り組みたいのはストレスの解消。

ストレスをためこまず、できるだけ早いうちに少しずつでも発散する術を持つことで、男性ホルモンの減少に歯止めをかけられるようにしましょう。

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