和漢コラム膀胱炎の改善にCOLUMN

膀胱炎は早めにケア。妊婦さんのための対処法と予防法

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もしかして膀胱炎かも、と思ったら

薬剤師もしも症状に心当たりがあれば、まずは通っている産婦人科に電話で聞いてみましょう。市販薬を飲んでもOKと言われたら、診察を受けなくてもお薬で対応可能です。
薬を購入する際には、妊娠していることを薬剤師さんに告げてくださいね。また、症状が良くなってもまだ菌が残っている可能性があるので、薬を自己判断でやめず、説明書の指示通り最後まで飲みきってください。

一番よくない対応法は、「症状も軽いし、次の妊婦検診で相談すればいいや」と放置してしまうこと。
というのは、膀胱炎が悪化すると腎臓が炎症を起こす「腎盂腎炎」へと移行してしまうことがあるからです。38度以上の高熱が出たり、背中に痛みが出たりする症状が特徴で、妊婦が発症すると切迫早産や前期破水のリスクが上昇することがわかっています。

さらに心配なのは、救急疾患である「敗血症」。
敗血症とは、体のなかに細菌が繁殖することが引き金となって起こる救急疾患で、ふるえや発熱、体の痛み、意識の低下、息切れや下痢などの症状を起こし、すぐに治療しないと死に至ることもある怖い病気です。

治療に使われる抗菌薬はいろいろな種類があり、なかには胎児への安全性が確認されているものもあります。それらの中からきちんと選べば、赤ちゃんへの悪影響は心配しなくても大丈夫。くれぐれも「忙しいから」「時間がないから」と放っておくことのないようにしましょう。

妊娠中のオシッコトラブルの予防法5つ

ハーブティー膀胱炎をはじめとする尿路感染症を防ぐために、妊婦さんに心掛けてほしいことは以下の5つ。

  • トイレをガマンしない
  • 水分を控えずいつも通り摂る
  • お腹を冷やさない
  • トイレで拭くときは前から後ろに
  • しっかり寝る

妊婦さんは頻尿が気になるので、つい水分を控えがちです。でも妊娠中は血液の量も増えているので、控え過ぎはNG。ふだん通りかやや多めに水分を摂るようにし、こまめにトイレへ行きましょう。
オシッコをこまめに出すことで、尿道口から入った雑菌が膀胱に辿りつく前に押し流す効果も期待できます。

下腹部を温めて血行を良くすることも大切なので、冷たく冷やした飲み物は控えましょう。カフェインは利尿作用があるので摂り過ぎないように。もちろんアルコールは控えましょう。
先輩ママたちはノンカフェインのハーブティーなどで水分補給していた人が多いよう。おなかの温めには腹巻きなどを活用するのもおすすめです。

トイレでは、雑菌が入らないように拭くことも大事。お腹が大きくなってくると下を向くだけでも大変ですが、がんばって清潔を保ちましょう。

最後に、できるだけしっかり眠ること。妊娠中は眠りが浅くなり、夜中に何度も目が覚めてしまうことがありますね。体を休めることができないと疲れがとれず、さらに免疫力が下がってしまいます。
昼間に眠いようなら無理せず昼寝を取り入れてみましょう。夜の睡眠に影響しないように、15分から30分くらいにとどめておくのが良いようです。

膀胱炎を繰り返さないために

妊娠中は膀胱炎になりやすく、なかには何度も繰り返してしまうという妊婦さんもいます。処方される治療薬は胎児に影響のないものですが、炎症には痛みや不快感がつきまとうので、かかってしまう前に予防したいですね。

予防法は上に挙げたとおりですが、付け加えるなら心理的なストレスや疲労も免疫力を下げてしまいます。
家事も仕事も手を抜きたくない、生まれる前に準備もしておきたいし、旅行も行っておきたい・・・
妊娠中にやっておきたいことはいろいろありますが、まずは疲れ過ぎないよう、自分の体のケアを一番に考えて過ごしましょう。

赤ちゃんにとっても、ゆったりとリラックスしているママのお腹は居心地がよいもの。がんばりすぎず、マタニティライフを楽しんでくださいね。

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