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男性が知っておくべきテストステロンを増やす3つの方法

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テストステロンを減らしてしまう要素

ストレスはホルモン分泌の敵

テストステロンの分泌を低下させてしまう要因として、真っ先に挙げられるのが「ストレス」です。上で説明したように、適度な緊張は良いのですが、過度にストレスがかかると問題です。

強いストレスがかかると、それに対抗するため「コルチゾール」が分泌されますが、これが最初に出てきた大切なホルモン「DHEA」を浪費。テストステロンの原料が減り、結果としてテストステロンの分泌が低下してしまうのです。

何でも真面目に一生懸命取り組もうとする責任感の強い人ほど、ストレスを溜め込みがちです。「絶対〜なければならない」と思い詰めるのではなく、どこかで「まあいいか」と自分を許せる余裕を持つことも大切。ネガティブ思考はできるだけポジティブ思考に変えるよう、心がけるだけでも違います。

また、気持ちの切り替えも重要です。たとえば寝る前にはいったん仕事や心配の種を忘れてリラックスする、休日には仕事のメールは見ないなど。

さらに、ホルモンバランスを整えるには質の良い睡眠が欠かせません。そのためには、体をリラックスモードにする副交感神経を、夕方から寝る前にかけて意識的に高めていくことが必要です。
寝る直前には胃に物を入れないこと、パソコンやスマホの強い光を目に入れないことなどに気をつけてください。筋肉を伸ばすストレッチも副交感神経を高めることに役立ちます。

過度の飲酒とタバコ

過度の飲酒やタバコも、テストステロンの分泌低下に関連するといわれています。
タバコは全身の毛細血管を収縮させ、酸素や栄養、ホルモンの運搬役である血流を低下させるため、まさに百害あって一利なし。
ただし、お酒は飲み方にさえ気をつければ、過度に制限する必要はありません。気の置けない仲間と楽しく適量を守って飲むのなら、ストレス解消につながり、かえってテストステロンの分泌を促すというデータもあります。

気をつけたいのは「寝酒」。寝る前にお酒を飲むとぐっすり眠れるような気がしているなら、それは大きな間違いです。
寝る直前にアルコールを飲むと、体は寝ている間にアルコールを分解しなくてはならないため、しっかり休むことができません。さらにアルコールが分解されてできる毒性のある物質・アセトアルデヒドも、深い眠りを妨げます。
さらに途中でトイレに起きることもマイナス要因。テストステロンは睡眠中に分泌量が増えるため、睡眠時間が短いとテストステロンの低下につながるからです。

お酒は仲間と楽しく飲み、深酒しないこと、そしてタバコはできる限り減らし、やめる努力を。テストステロンがしっかり分泌されれば、気力も充実してきて、お酒やタバコに頼りたいことが少なくなるかもしれません。

たったの2分でもテストステロンが増える

テストステロンは20代をピークに、30代から減少に転じていきます。加齢にともない緩やかに減少するのであればとくに問題は起こりませんが、ストレスなどの影響で急にガクンと下がると、「男性更年期障害(LOH症候群)」と診断され、ホルモン補充療法などの治療が必要になることも。

男性が男性らしく、エネルギッシュに毎日を過ごすためには、テストステロンを年相応にしっかり分泌させることが欠かせません。
運動習慣がない、ストレスが多い、趣味と呼べるものがない・・・思い当たる節があれば、自らテストステロンを下げる毎日を送ってしまっているかも。

テストステロンはちょっとしたことでも分泌量が大きく変化します。たったの2分、胸を張るポーズを取るだけでテストステロン値が上がったという報告もあるほど。
あなたの行動、心の持ちようで、今すぐにテストステロンを増やすことができるかもしれません。
エネルギッシュな毎日を取り戻すために、あなたがやりたいと思うことから、どんどん行動に移していきましょう。

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