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中学生のニキビはどう治す?悩みを解決!正しいケア方法

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できてしまった中学生ニキビの対応法

すでに炎症ニキビができている場合や、炎症を起こしかけたポツポツを見つけたら、ニキビ薬の力を借りましょう。洗顔後の清潔な肌に、殺菌成分や抗炎症成分を含むニキビ治療用クリームや薬用ローションを塗布。これで毛穴のなかで増殖しているアクネ菌を殺菌し、これ以上炎症が広がるのを食い止めます。

ただし、ニキビができやすいからと、今のところ何のトラブルもない肌にまでニキビ治療用クリームや薬用ローションを塗るのはNG。肌には肌の健康を保つことに役立つ常在菌も住んでいて、うるおいを保ってくれています。全体を殺菌してしまうと乾燥や肌荒れを招き、あらたなニキビ発生の原因になることも。
正しく洗顔をしたら、気になる部分にのみ薬を塗り、あとはしっかり保湿を心がけましょう。

やってはいけないことは、ニキビを必要以上に手でいじったり、自己流でつぶすこと。手から雑菌が入って炎症が悪化したり、炎症を起こしていないニキビまで炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
皮膚科医で処置してもらう以外は、ニキビをつぶすのは御法度と覚えておいてください。

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生活習慣の見直しも大切

スキンケアと同時に行いたい対策が、生活習慣の見直しです。
油で揚げたスナック菓子、砂糖たっぷりの菓子パンや清涼飲料水などを日常的に食べていませんか?これらの糖質は体に入ると、代謝するために大量のビタミンB群が消費されてしまいます。ビタミンB群はニキビ予防に欠かせないビタミンなので、こうした生活をしているとビタミン不足により、ニキビができるリスクが高まります。

中学生は心と体が大人に向けて大きく成長する時期ですから、カロリーばかりで他の栄養に乏しいお菓子類の食べ過ぎは禁物です。健全な成長という視点からも、肉や魚、卵といったタンパク質、緑黄色野菜や果物、豆類やキノコ類など、栄養豊富な食材をバランス良く取り入れていきたいもの。

ニキビ対策としては、細菌への抵抗力を高めてニキビの化膿を防ぐビタミンAや、皮脂の分泌を調節するビタミンB2、B6などのビタミン類を、特に意識して取り入れていきましょう。

さらに、ニキビを作らないためにも、できたニキビをスムーズに治すためにも、質の高い睡眠は欠かせません。毎日のように夜遅くまでスマホやゲーム機を使っていませんか?
寝る直前にブルーライトの光を目に入れると、眠りの質が格段に落ちてしまいます。肌のターンオーバーにも良くないうえ、眠気が残って昼間の勉強にも影響しかねません。
夜9時を過ぎたらスマホやゲームはしないルールをつくるなど、きちんと眠れるように親も気配りをしてあげましょう。

重症ニキビなら皮膚科の受診を

食生活や生活習慣にも気をつけているけれど、炎症ニキビが次々とできてしまう・・・それは、ホルモン分泌量が成長の過程で大きく変化するなかで、ホルモンバランスが安定しないことが原因となっているのかも。
このように中学生のニキビは、体のなかのアンバランスから起きていることが多いため、漢方の力を借りて改善していくのもおすすめの方法です。

植物由来の生薬のなかには、膿を排出する排膿作用や解毒作用を持っているものがあります。飲み薬として取り入れることで、ニキビや吹き出物の改善作用が期待できるでしょう。

さらに、複数の炎症がつながって痛みや熱をもつなど重症化している場合は、皮膚科やニキビ専門クリニックの受診も併せておすすめします。医師による治療と並行しながら、基本のスキンケアと生活習慣に気をつけることで、ニキビを効率よく改善していくことができるでしょう。

ニキビの炎症が重症化してしまうと、後々まで跡が残ることにもつながります。そのうち治るだろうと、放っておくのは得策ではありません。
中学生は大人のようでまだ子供。自分の力でできることには限界があります。あの手この手で対策を講じて、子供の肌を守ってあげましょう。

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