和漢コラム便秘の解消にCOLUMN

便秘が腰痛を引き起こす理由と、すぐ試したい対処法3つ

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便秘と腰痛の両方にアプローチする対策3つ

1. 腸によい菌を摂る

便秘になっていると腸内は悪玉菌が優勢になっています。便秘体操や腰痛体操、ストレッチなどをがんばっても、おなかの中から悪玉菌が有害物質をまきちらして、便秘や腰痛の原因になっていると思ったら、やる気も失せてしまいますね。

腸内環境を改善するのに手っ取り早い方法は、善玉菌を外から取り入れる方法です。ヨーグルトやチーズ、漬物や納豆、味噌や甘酒などの発酵食品を、積極的に毎日の食事に取り入れましょう。
善玉菌はなかなか生きて腸まで届かない、自分の腸に定着しないといいますが、死んだ善玉菌でも他の善玉菌のエサになるなどして、じゅうぶん腸内環境を改善する効果があることがわかっています。

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2. 有酸素運動をする

便秘も腰痛も、筋肉が衰えることで発症しやすくなります。排便するにはある程度の腹筋が必要ですし、腰痛は背筋や腰回りの筋肉が弱っていることが原因になっていることも。

これらの筋肉を鍛えるには、ウォーキングや軽いジョギングなど、自分に合った有酸素運動を取り入れましょう。ストレッチで体を伸ばしつつ、適度に体幹を鍛えてくれるヨガもおすすめ。筋肉を鍛えるだけでなく、姿勢が良くなることも腰痛予防に役立ちます。

とくに筋肉の衰えやすい高齢者や、もともと筋肉量が少ない女性は、便秘と腰痛の両方を発症しがち。意識して、ふだんから体を動かすようにしましょう。

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3. ストレスをため込まない

便秘改善にも腰痛改善にも、リラックスすることはとても役に立ちます。リラックスすると血流が良くなり、腸が活発に働くだけでなく、腰にたまった発痛物質も、血流に乗って排出しやすくなるからです。

ストレスを溜め込んでいると、心からリラックスすることができず、心臓はドキドキ、体はいつも緊張状態。自律神経のバランスが崩れて腸の動きが停滞し、血管も収縮して発痛物質も滞りがちに。
とくに便秘と腰痛の両方を起こしている人は、仙骨(背骨の一番下にある三角形の骨)の周辺の血流が悪い傾向があります。リラックスして血管をゆるめると同時に、運動や温めなどで、仙骨周りの血流を良くすることがポイントです。

何かとストレスの多い現代ですが、趣味に没頭する時間をつくる、好きなスポーツで汗を流す、ゆったりお風呂に浸かるなど、心配事を忘れて自分が楽しめる時間を持つことが大切。
ストレスが多いことを自覚しているなら、何か一つでも自分なりのストレス解消法を持っておきましょう。

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