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その肌荒れ、便秘のせい?腸内環境が肌調子アップのカギ!

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便秘が原因の肌荒れを防ぐには

腸内環境を良くするためには、善玉菌を増やして悪玉菌を減らすこと。そのためにできることは2つあります。
ひとつは善玉菌の好物をたくさん食べること。善玉菌が増えれば悪玉菌は自然に押されて劣勢になります。善玉菌の好物とは、ズバリ食物繊維。水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維をバランスよく摂ることがポイントです。

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悪玉菌が好む肉類や脂っこい食事が多いと自覚しているようなら、少し控えるようにしたり、食べるときによく噛んで消化を良くすることから始めてみましょう。

もうひとつは、腸をきちんと動かして、なるべく便を溜めずに出すこと。そのためには、腸の動きを活発にしてくれる副交感神経をしっかり働かせることが必要です。
排便のゴールデンタイムである朝、朝食もとらずに慌てて家を出ていませんか?気持ちが焦ったり緊張していると、腸も動きが悪くなります。少し早起きして常温の水をコップ1杯飲み、ゆったりとできる時間を持ちましょう。

また、運動不足で身体が冷えていると腸の動きも悪くなります。特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、身体が冷えやすいのです。
エスカレーターではなく階段を登るようにしたり、一駅歩くようにしたりと、日々の生活のなかに運動を取り入れてみましょう。毎日の入浴をシャワーで済ませている人は、週末だけでもしっかりお風呂に浸かるというのもおすすめです。
運動やお風呂で身体を温めれば、新陳代謝もアップするので、冷えからくる肌荒れ症状にも改善が期待できます。自分に合った身体の温め法を探してみましょう。

腸内フローラ、善玉菌を育てて肌荒れにサヨナラ!

私たちの腸のなかに住んでいる数百種類の細菌たち。それらが群生している様子はお花畑にたとえられ、「腸内フローラ」と呼ばれています。細菌の数はなんと500兆~1,000兆、重さにすると1.5キロにもなるというから驚きです。

そのお花畑が悪玉菌だらけで、有害物質や悪臭を振りまいていたとしたら、げんなりしてしまいますよね。腸から排出できなかった分を引き受ける肌にも、重い負担がのしかかります。ニキビや吹き出物で荒れてしまうのも頷けるというもの。

腸内フローラに善玉菌を増やせば、肌の負担も減り、健やかなターンオーバーに役立ちます。そのためには便秘を解消して便の滞留時間を少なくするため、食物繊維を多く食べるなどの対策をとること。善玉菌・悪玉菌のバランスを決めるのは、自分の生活次第です。

スキンケアなど表面のお手入れも大切ですが、肌の悩みは内臓の状態に関係することも多いのです。腸内環境を整えて便秘を解消し、大人の肌荒れにサヨナラしましょう!


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