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便秘の改善に今すぐ押したいツボ。オススメ5選

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水分を多めに摂るようにしているし、野菜も食べているはずなのに、いっこうにお通じがない・・・。
女性に多いお悩みです。
慢性便秘の原因はさまざまありますが、そのうちの一つとして腸の動きが弱まっていることが考えられます。

腸の動きを活発にさせるには、マッサージや指圧などで、外から刺激することも一つの方法。
特におすすめしたいのが、一人で気軽に始められる「ツボ押し」です。

このコラムでは、便秘の改善に役立ち、押しやすく、場所を探しやすいツボをご紹介します。
特別な道具を必要としないツボ押しは、セルフケアに最適。あなたも気軽に始めてみませんか?

本記事の監修薬剤師

監修薬剤師 植田昌男

氏名:植田 昌男
経歴:近畿大学薬学部薬学科卒業 薬剤師免許取得(平成7年)
社歴:平成19年6月 入社

ツボ押しと便秘と自律神経の関係

ツボに適切な刺激を与えると、血流をよくし、知覚神経を介して自律神経の乱れを正常化すると言われています。

自律神経には、内臓の動きや体温調節など、体の機能をコントロールする役割があります。交感神経と副交感神経の2つが、活動しているときには交感神経が優位に、くつろいでいるときは副交感神経が優位に、と交代しながら働きます。

ところが大きなストレスなどが原因で精神的な緊張が続くと、交感神経が優位な時間が長くなり、バランスが崩れてしまいます。
腸はリラックスしているときによく働きますので、副交感神経が劣位なままだと、腸の働きが悪くなってしまい、便秘などの腸の不調につながってしまうのです。

「自律神経のバランスの崩れ」は便秘の原因になるのです。

自律神経の乱れは、便秘も頭痛も引き起こす

そこで、ツボ押しで自律神経を安定させ、便秘の改善に役立てましょう。
ここでは、特に便秘の改善によいとされている、手、足、背中、お腹、耳の5か所のツボをそれぞれ1つずつご紹介します。ひと通り試してみて、自分が気持ち良く、緊張がほぐれる感じがするツボを見つけてください。

もしも、便秘だけでなく下痢でもお悩みの場合は、下のサイトをご参照ください。どちらにも効果があるとされているツボをご紹介しています。

便秘と下痢を繰り返してしまうときの対策

便秘の改善に役立つツボ5つ

これからご紹介する5つのツボに共通なのは、「ゆっくり息を吐きながら5秒ほど押し、息をゆっくり吸いながら5秒ほどかけて指の力を抜く」押し方です。
1ヵ所5~10回を目安にしてください。手、足、耳は左右同じように行ってください。

1. 手にあるツボ、便秘の名穴「支溝(しこう)」

「支溝」手首から指3~4本分手首の外側、手首から指3~4本分肘の方へ寄ったところの中央にあります。
親指の腹でツボをもみほぐすように押してください。

2. 足にあるツボ「三陰交(さんいんこう)」

「三陰交」くるぶしの内側の骨から指3~4本分くるぶしの内側の骨から指3~4本分上にあります。
下腹部の血行を促し、体温を上昇させると言われています。
親指の腹でゆっくり押してみて、少し痛みを感じるところが三陰交です。
痛すぎない程度に、最初は控えめな力で押してみてください。
冷え性でお悩みの女性にもおすすめです。

3. お腹にあるツボ、弱った胃腸の働きを正常化する「大巨(だいこ)」

「大巨」おへそから指3本分下+指2本分外側おへそから指3本分下、身体の中心から指2本分外側にあります。
中指の腹をツボに当てて、体の中心に向かってやさしく押します。

4. 背中にあるツボ「便秘点(べんぴてん)」

「便秘点」肋骨の一番下から指2本分下+背骨から左右に指4本分外側肋骨の一番下から指2本分下、背骨から左右に指4本分外側にあります。
ツボの名前からダイレクトに「便秘改善目的」のツボとわかりますね。
ウェストのくびれに手を置いて、親指を背中側にあて、そのまま親指を伸ばしてツボを押しましょう。
上体をひねるように動かすと、よりしっかりと刺激できます。

5. 耳にあるツボ「便秘点(べんぴてん)」

便秘点耳にも背中と同じ名前のツボ、「便秘点」があります。耳の上から1つめのくぼみの、付け根に近いあたりです。
小腸や大腸の調子を整えるといわれています。
狭い場所ですから、小指の先や綿棒などで押してみてもよいでしょう。

上手なツボ押しのコツ

ツボの場所の見つけ方

ツボの場所は「○○から指○本分」という目安でお伝えしていますが、ツボの位置は人によって微妙に違います。
押してみて気持ちよさも痛みも感じない場合は、指半本分ほど位置をずらしてみたり、へこみがある場所を探って、あなた自身のツボの場所を見つけてください。

リラックスしましょう

多くのツボは、体の表面ではなく奥のほうにあります。筋肉が硬いと指がうまく入らないので、まず深く呼吸してリラックスし、体の力を抜いてください。

強く押しすぎない

ツボ押しは、痛すぎない力で押すことが基本です。強く押し過ぎると筋肉が緊張してしまい、効果を得られないことがあります。また、押した場所が炎症を起こして色素沈着を起こすことも。「痛いほど効く」ことはありません。

ゆっくり押す

息を吐きながら5秒押す、息を吸いながら5秒で指を離す。1回につき、合計10秒以上かけてください。

ツボ押しの注意点

食後や飲酒時には、ツボ押しは避けてください。とくに飲食後30分以内は血液が胃に集中しているため、ツボを刺激すると消化が遅くなり、胃に負担をかけてしまいます。

また、妊娠中は心身ともにデリケートな時期。自己判断でのツボ押しはリスクを伴うこともあるため、あん摩マッサージ指圧師などの資格を持った専門家に相談することをおすすめします。

ツボ療法の知恵を活用して、便秘改善も体調管理も

女性の場合特に、便秘のときはお肌が荒れたり、化粧ノリも悪く感じて、気分がブルーになりがち。そんなときこそ、ツボ押しを試してみることをおすすめします。
手や耳は、仕事や勉強の間、交通機関での移動中などでも、すぐにツボが押せます。足、お腹、背中のツボは、自宅ならいつでも押すことができますし、職場なら休憩時間を有効利用することもできるでしょう。

血行の改善にはヨガやマッサージもよいとされていますが、動作によっては広い場所が要ることもあります。
ツボ押しのメリットは、思い立った時にすぐに行え、特別な道具も場所も必要ないこと。

ツボ押しを習慣にすると、体調の変化に気づきやすくなるというメリットもあります。
いつも押しているツボなのに、あまり刺激を感じない日は血行が良くなっているというサイン。逆に、いつもより痛いと感じたら、血行が良くないと気づくことができます。そういうときは、体を温めたり、リラックスするように心がけてくださいね。

健康的なお通じが回復すると、お肌も気分もさわやかになることでしょう。
ツボ療法は、長い歴史のなかで経験的に体系づけられてきました。多くの人によって実践され、認められたものだけが受け継がれ、磨かれてきたのです。
先人からの貴重な知恵を便秘の改善に活用して、快腸で健康的な笑顔の毎日を取り戻しましょう。

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